私たちが書く/読む理由~ジャニオタブログについて
ジャニオタのブログを書く/読むに対する熱量、すごくないか?と思い、お題箱にご意見を募集したのですが、私だけが読むにはもったいないほど価値のある回答がたくさん寄せられたので、ブログに掲載させていただきます*1。私のどうでもいいコメント付きです(グレー部分)。見出しも便宜的に私が付けさせていただきました。
たくさんの方にとても丁寧に回答していただき、ありがとうございました。私はジャニオタのみなさんが大好きです。
質問
ブログを書く方は、書く理由、手順、かける時間、こだわりポイントを教えてください。読むのが好きな方は、どんな記事を読むのが好きか(コンレポ、人柄・コンビ分析、沼落ち経緯等)教えてください。
- 回答①:新たな萌えの発見
- 回答②:アイドルならではの人間関係
- 回答③:興味は人の頭の中/自分の本当の気持ち
- 回答④ :他ジャンルの現場
- 回答⑤:強い動機/面白い視点
- 回答⑥:エネルギッシュに
- 回答⑦:言語化から逃げない
- 回答⑧:あふれ出るパッション
- 回答⑨:写真に代えて/ジャニオタの美意識
- 回答⑩:ジャニオタ史に残る記事/他人に寄り添った記事
- セルフ回答
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回答①:新たな萌えの発見
ブログをよく読んでいるものです。私がよく読むブログはエイトさん達の人柄やコンビ分析的な記事です。私自身新規のファンなのもので、そこから昔のエピソードなどを発見できたりすることや、自分とは違った観点の文章などを見ることが新たな萌えの発見(?)に繋がったりするので好きです笑
でも逆に、共感できる記事を読むのも爽快感があって好きです。
エピソードを引用して書かれている記事は歴史の勉強になりますよね。たまにオタクの妄想を超える萌えエピソードが実在するところがすごいと思います。「発見」と「共感」は、読んでいて楽しいブログの特徴かもしれないですね。
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回答②:アイドルならではの人間関係
私は書くのが苦手なので、読む専門なのですが、惹かれるのは、グループに対する考察やコンビ考察、性格分析などです。アイドルならではの人間関係や普通とは違う性格を他の方々はどのように観察し考えているのか知りたいと思って読むことが多いです!
キャラクターや関係性の魅力は、まさにアイドルグループの沼だと思っています。若いころから切磋琢磨・試行錯誤して、たぶん関係性も変化しながら、ずっと一緒にいるという事実だけでグッとくるものがありますが、それを様々な角度から分析しているブログは本当に面白いですよね。それにしてもジャニオタの方々の記憶力・観察力・分析力・文章力はなんなんでしょうか。
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回答③:興味は人の頭の中/自分の本当の気持ち
ブログを読むのが好きで、遅筆ではありますがたまに書きもする者です。
まず、わたしはブログの内容は何でも大好きです。質問の答えになってなくてすみません……!強いていうならば、ブログ主さんの考え方・感想などが読めるもののほうが好きです。それはつまり、沼落ち経緯や分析・考察系の記事、ということになるかと思います。書き起こしやレポももちろんありがたく読ませていただいてますが、わたしの興味は人の頭の中にあります。この方はどういう感想を持ったのだろう/どういう理論がこの方の頭の中にはあるのだろう、という見方で読んでいます。ジャニオタ界隈は読みやすかったりおもしろい文章を書かれてたりする方が多いように思うので、良いところを見習いたいとも思います。
書くほうについてですが、わたしがブログを書く理由はきちんと記録として残しておきたいからです。Twitterもありますが、後日探すのが面倒だし、断片的・刹那的な言葉の記録ツールでしかないとわたしは思っています。ブログはだいぶ推敲を重ねるので、例え勢いであっても書いているうちに自分の内面を見つめ直したり、自分の本当の気持ちに気がついたりすることができます。
基本的な手順としては、はじめに思いついたままに内容をざっくり書きます。そのあと、項目分けが必要である場合には見出しを付けます。次に肉付けをしていきます。だいたい文章ができたら、プレビューモードでどう見えるかを確認しつつ要らない部分を削ったり逆に不足していた部分を付け足したりします。最後に推敲ツールで訂正作業をして完成です。
かける時間はその記事の内容によりけりですが、勢いで投稿すると1時間半ぐらい、長いものだと3ヶ月ほどネタをあたためてまだ投稿できずにいます…笑 理想は書き始めてから1週間で公開したいです。こだわりは特にないです。基本的なマナーを守るぐらい……?これも強いていうならばですが、記録として残しているのでありのままの気持ちを書くようにしています。なるべく前向きな記事を書きたいですが、その時の自分の気持ちを否定して突き放したくはないからです。
自分が見たものでも、他の方の感想を読むと、新たな発見があったり、自分ではうまく言語化できなかった部分がすっきり書かれていたりしますよね。その人の目や頭を通じて世界を覗かせてもらっているようで、私もそんな記事が好きです。
ブログは手をかけて残しておく大切なアルバムみたいな感じでしょうか。丁寧に書かれているのに、時には1時間半で完成させるという集中力がすごいです。そして推敲ツールというものを初めて知りました。肉眼と手作業で必死に誤字脱字を直している私は、AI時代なのにマニュファクチュアって感じです……
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回答④ :他ジャンルの現場
ジャニオタが他ジャンルの現場などに行ってきた、みたいなのが好きです。面白いし、それきっかけで興味を持てるので。
ジャニオタは多趣味で行動力がある方が多いし、前提知識のない人間にもわかりやすく書いてくれるおかげで、興味が広がりますよね。女子ドルの現場や舞台の感想が多い気がします。ジャニーズと親和性が高いのでしょうか。反対に、非ジャニオタや他のグループの担当の方による関ジャニ∞の感想記事もよくリツイートされている印象があります。
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回答⑤:強い動機/面白い視点
■書く理由
ジャニヲタブログを読むのが好きで、私もこういうの書きたい!って思ったのがきっかけ。それ以来思ったことをもやもや考えてまとめて共感されたり意見もらったりしたい〜〜という半分承認欲求で書いてます。
■手順
書きたいなーと思ったことを頭で考えつつ、キーワード(テーマになりそなこと)をあいほんのメモに残してます。なんとなくの流れを決めたら、書く!
■かける時間
考えてる時間は長い、、けど、長いほど勢いがなくなって、書き始めてからも筆が止まる。やっぱり強い動機がないとつらい。文章を書く時間は1時間弱、そこから推敲したり読み直したりして、1時間強。もうちょっと手軽に書くか、もうちょっとしっかり書きたい、と思っている。
■こだわりポイント
誰かを批判はしないこと。読みやすくなるように、、とは思ってるけど、どうでしょうか。
■読む方
視点が面白い人は読みやすい!
どちらかというとアンケートよりも個人的な分析や、思いをぶつけてくるものがすき。
承認欲求、わかります。自分の書いたものを読んでもらえたり、リアクションしてもらえると嬉しいし書いてよかったなと思いますよね。熱さと勢いのある記事には心を揺さぶられるし、完成度の高い記事はうっとり感服してしまいます。でも書く方はバランスが難しいですね。
どこからそんな発想が出てくるんだ、と思うような斬新な記事は、書き手の個性が出ていて面白いですよね。「ジャニーズを○○でたとえる」「○○してほしいジャニーズ」系の記事もそんな感じではないでしょうか。
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回答⑥:エネルギッシュに
ブログはやっておらず読む事が好きです。
好き内容はコンレポやテレビやDVD、CDの感想・沼落ちした経由の話などです。エネルギッシュに書かれてる方が多くておもしろいです。人柄やコンビ分析は読んでいる途中に「そうかな?私はそう思わない」等の疑問が生まれてくる事がまれにあり、そういう気持ちでブログを読んでしまうと後から非常に申し訳なく感じるので、人によっては読まないようにしています。
感想系の記事を書かれる方はなんとなく筆が早い印象があります。タイムリーにときめきポイントを共有できるのは楽しいし、沼落ち記事は特にドラマチックですよね。
アイドルは様々な媒体で色々な姿を見せてくれますが、近いように思えて遠い遠いところにいる偶像だし、ファンの感じ方も多様なので、解釈違いというのは非常にセンシティブだと思います。私は、極力ソースを確認して、断定的に書かないようにという注意はしています。
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回答⑦:言語化から逃げない
ブログを書いてる者です。
書く時間はあまり決めていませんが1時間以内にしています。
手順は、書きたいことのテーマを決めてズラーッと書いてそのあとに読みやすくしていくという感じです。
こだわりは、共感していただけたり、クスッとしてもらえるポイントを一箇所はいれるところです。(本当に面白いかは別ですが)
書く理由は、しんどい、尊いのワードだけでなく、推しの魅力を豊かに表現したいなと思うからです。言語化から逃げない、という感じでしょうか。大袈裟ですが。
「言語化から逃げない」、かっこいいです!それが1時間以内!遅筆マンの私は泡を吹いております。
しっくりくる表現を考えるのは難しいこともありますが、うまくいくと達成感があるので、ブログを書く醍醐味だと思っています。笑えるポイントがあると、肩の力を抜いて読めるし、繰り返し読みたくなるので大好きです。ジャニオタのみなさんはギャグセンスもハイレベルですよね。まじで何者なんだと思います。
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回答⑧:あふれ出るパッション
■ブログを書く理由
パッションが抑えきれなくて。DVDを見て最高すぎて無理とか、ラジオを聞いて雑誌を読んでこの人のここがすごいとか、現場がやばすぎて文字にして吐き出さないと日常生活に支障をきたすとか。なのでほぼ感想ブログですね。死ぬほど長文のツイートしてる感覚に近いかもしれません。
ほぼ勢いのみに任せた産物を読んでくださる方がいらっしゃるの本当に有り難すぎて……天使か……
■手順
ノートに殴り書き
→箇条書きで打ち込む
→それを一つずつ文章にしていく
→推敲
■こだわりポイント
そんな大層なものはないんですけど、声に出しても不自然ではない文章にはなんとかなるように意識してます……そのなかで出来るだけ勢いは殺したくない。
とにかく語彙力が貧困なのでそれにピッタリの言葉を探そうと頑張ってはいるんですが難しいですね…………楽しいけど……(⌒▽⌒)
声に出して読みたい文章!勢いのある文章を読んでいると、自分もテンションが上がってアイドルに感謝したくなります。ノートに殴り書き、というのが珍しい手法だと思いました。たしかに、あふれるパッションは手で書き留めるのが一番早いかもしれませんね。
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回答⑨:写真に代えて/ジャニオタの美意識
■書く理由
周りにジャニオタもといエイターが皆無で、とにかく思いを共有したかったので。
私の場合、エイターになるまで「ジャニオタ」というものに苦手意識がありすぎて、でも関ジャニ∞を好きになって色々な話をしたいし、Twitterでいきなり絡むのは怖いからブログなら一方的に思いを垂れ流しても許されるかな?、という理由でブロガーデビューしました。
はてなにしたのは、ファンになった当初読んでいたブロガーさんにはてなユーザーが多かったので、その方たちとも話してみたいなと思ったのと、ブログのグループに「ジャニーズ」があったからです。普段、他グループのことは検索したりはしないのですがグループを定期的に見ると他グループの動きも軽くは追えるので重宝しています。
■手順
書きたいネタがあればスマホにメモすることが多いです。
仕事先の場合は紙にメモしたりします。いきなり書き始めるのは出来ないので、とりあえず概要だけ決めます。
↓
PCで一通り書く
↓
推敲する
↓
アップする
という流れです。
ジャニオタ界隈にはプロでは!?と思うほどの文章能力を持った方が沢山いらして下手なものは出せないなと思うので、書く~推敲するまで、時間がかかります。
タイピングが早いほうなので最低一時間、その日に無理だなと思えば数日かけて書くこともあります。
■こだわり
文章が読みやすい
私自身、普段から方言を使い喋るので脳内では方言で文章が展開されているのですが、それを綺麗な、読みやすい標準語に直すようには意識しています。
あと単純に、写真を使うのがNGなグループを応援しているので、写真なしで伝わりやすいよう、せめて文章だけは読みやすく・・・と思っています。
難産なブログほど、感想をいただけると有り難みを感じます。Twitterでも「ブログ読んでます」というお言葉とともにフォローいただくこともあり、ブログやって良かったなぁと思います☺
更に、読み手としても楽しませてもらってます。
私は、担当への愛を語ってらっしゃる記事が大好きです。
誕生日、自担の映画やドラマ主演、等々。
読んでいて、「本当にこの人のことが大好きなんだなぁ」とか、「何てあったかい言葉なんだろう」と、ジーンときてしまいます。
以前、とあるグループ(ジャニーズではないです。)を応援していた時もお誕生日をお祝いするブログを見たことがありましたが、ジャニオタほど、自担のお誕生日を祝う記事を愛をこめて書く人たちはいないのでは・・・!?と思うほど、毎回驚きます。クオリティ高いものばかりで。すごいなぁと思いながらいつも読ませてもらってます。
あとは、「ジャニオタとコスメ」みたいな私生活について書いた記事が好きです。
ジャニオタ特有なのかは分かりませんが、わりとジャニーズのファンの方って「かっこいい・美しい人を応援しているから、私も綺麗で可愛くありたい」と思う方が多くいらっしゃる印象があります。
(かくいう私もその一人なのですが)
好きな人のために自分磨きをすることって、別にリアルな恋愛に限らずアイドルを応援する時であっても素敵だなぁと思うので、毎回楽しく読ませてもらってます。
コスメの記事は単純に参考にさせてもらってます・・・!
ジャニオタに情熱的な文章を書く方が多いのは、写真に代えて文章で魅力を表そうとしているからではないかという説を見たことがあります*2。方言で書いたブログも可愛いと思うので、読んでみたい気がします。
担当への愛を語る記事は感動しますよね。その愛に触発されて、ますますアイドルのことが好きになります。
ジャニオタの方々は美意識が高い人が多いですよね。同感です。ツイッターでもですが、おしゃれで可愛い感じや、きれいなお姉さんの感じが垣間見えます。全力でオタ活をしつつも自分磨きにも手を抜かないジャニオタ、本当に何者なんでしょうか。
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回答⑩:ジャニオタ史に残る記事/他人に寄り添った記事
■書く理由
ハマってから、いろんなはてブロの記事にお世話になりながら、関ジャニを学んできました。アイドルにハマっているのがどれだけ続くかわからないからこそ、今の私の情熱自体が面白いし不思議だなと感じていて、それを具現化して記録したいという思いから書き始めました。面白いと思ってもらえたら、そこからまた「自分はこう思う」といったいろんな意見が生まれてきて、関ジャニについてたくさん語り合える人や新しく興味をもってくれる人が増えるんじゃないかという期待を持っています。そういった意味で、ジャニオタ史(?)に残る唯一無二の記事が書けたらいいなと思ってます(※ただし発想は尽きてきました)。どちらかというといろんな人に読んでもらいたいブログなので、自分語りはあまりしないです。
記憶力が弱いのでレポは書けませんが、感情や考えたこととしては記憶するので、そういった形で感想文を書いたりはします。あとは単純に自分のスタンス整理だとか、こういうドラマほしいなっていう妄想とかもやってました。このへんは最近抑え目です。需要があるなら、ある方を書こうと思ってます。
■こだわり
「この頭のおかしい視点は○○が書いた記事だろう」と分かるように書くことです。本当に文章力もなく、誤字脱字も後々発見することが多いので、私が勝負できるのは重箱の隅をつつくように未開拓の発想を狙っていくくらいです。あとは作家ぶらないようにしたいです。所詮ただのファンブログなので、すごいのは関ジャニであるという信念のもと書いています。できるだけソースを探しますが、結局本人のこと(特に感情)は何もわからないという謙虚な意識でいることもこだわり(?)です。
■手順
発想から始まります。そこから、直感的なイメージをぽつぽつメモしておいて、暇なときに考えて追記していきます。この時点ではぼんやりしているので、書くぞ!と思ったときに資料を漁ります。過去発言とかエピソードとか、実際に番組を見ながらとか、それらと照らし合わせて考えを整理して、微妙なニュアンスを修正します。このときに脳内ディスカッションをします。自分のなかに否定派を作って、同じくらい真剣に反対の意見を考えて、それでもなんとか関ジャニはすごいという結論に持っていこうとします。ジャニオタについて書いているときは、己のスタンスの明文化なので、ディスカッションして考えたことをそのまんまかいてます。反対派にすぐ論破される考えや、ソースと解離した考えは切り捨てます。満足したらアップします。
■時間
書くとなったらそのことしか考えられないので夢中で書くのですが、その時点でのベストの結論を出せたものしか文章に起こす気になりません。なので、発想で止まっているものが数ヶ月単位でストックされています。これだ!と思ったものは2日程度で書いたこともあります。
■読むのが好きなブログ
他人に寄り添った記事が好きなんだと思います。他の人がこれを読んでどう思うか、という、人の目をきちんと考慮しながら書いている文章が好きです。「かわいい」だけじゃなくて、何が、どうして、をきちんと書いてくれた方が、読んでる側も理解しやすいし、そういう意味では考察ブログとはいっても、ただただ自分の意見を書き連ねただけのものより、他人の意見も考慮している記事の方が好きです。そういう文章を読むと、書いている人の優しさが感じられます。結論が私と違っていても、その方が面白いなと思います。あとは担当さんへのラブレターのような記事も好きです。甘酸っぱくて感情移入してしまいます。レポはものすごく助かっています。私は主観しか記憶できないので、淡々と事実を述べているレポライターさんを神のように感じます。
独特な切り口の記事は面白いし、アイドルの新たな魅力を発見できるし、広めたくなるものだと思います。回答してくれた方の開拓者精神がすごいです。
書くとき反対意見を考えるという発想がなかったので、感服しています。そのおかげで、ひとりよがりにならず、丁寧で完成度の高い記事になるのだと思います。
優しさを持って書いている方のブログを読んでいると、「何が書いてあるか」はもとより、「誰が書いているか」が重要になってきて、その人がどう感じているか知りたいという、ファンのような気持ちになります。レポや文字起こしは、歴史の文献のようで、後発ファンにとっては本当にありがたいです。
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最後に、ご要望があったので、私の回答を記載します。自分で問いかけたくせに、いざ書くとなると難しかったです。ご回答いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
セルフ回答
■書く理由
「うれしい!たのしい!大好き!」*3という気持ちを文章にすることで、それが誰かに届いて、その人のアイドルに対する「好き」がさらに燃え上ればいいなと思って書いています。ジャニオタ同士で「かっこいい、可愛い、最高だ」等と話して盛り上がるのが好きなので、ブログを通じてそういう好循環を生み出せればいいなと思っています。
コンサートや舞台などで自分がみたものを、何がどう良かったか残しておきたいという思いもあります。ブログを書いていて行き詰まる度に、こんなん何がおもろいねん!誰が読むねん!他の人がもっとすごい記事たくさん書いとるわ!みたいなヤケクソな気分になりますが、自分で感動を反芻するのに役立つので、その点において意味があるのかなと思います。恥ずかしくて読み返せないものもありますが。
あとは結果の話ですが、ジャニオタの友人との思い出を書いた時に、彼女が予想以上に感動してくれたので、私でも人の心を揺さぶる文章が書けるんだな……書いて良かったな……アイドルはやっぱすごいわ……と思って泣けました。
■手順
書きたいことが出てきたら、頭の中で膨らませて、キーワードや文章の断片をスマホにメモします。ツイートすることもあります。特定のアイドルに関する記事を書くときは、エピソードや本人発言などのソースを確認します。
大きい画面で書きたいので、主にパソコンのワードで書いています。メモしたものに肉付けしたり、ネタを入れたり、かなり文章をコネコネします。それから、段落の見出しと記事のタイトルをつけます。だいたいできたら、時間をあけて読み返してみて、熱すぎて怖い部分や無駄な部分を消したり、客観的にわかりにくいところを修正します。はてなブログの下書きに入れて、PC版とスマホ版の画面でプレビューを確認し、誤字脱字誤用を修正します。たまに写真や図をつけたりして、アップします。
上手いこと言いたい芸人なので、書いていて楽しいのは、見出しとタイトルをつけるところです。ほぼ自己満足です。
■かける時間
一週間くらいかけてダラダラ書いています。集中してガッと書けたらいいのですが、夜に子どもを寝かせて家事をしてから書いているので、細切れになりがちです(そこまでしてブログを書く意味とは)。私は無駄なこだわりが多いので、もっと軽いスタンスでコンコンコンスタントに*4書けたらいいなと思っています。
■こだわりポイント
できたら、印象に残るパンチラインを入れたいと思っています。つらつら書いていると、読む方としては目が滑るおそれがあるので、フックになるようなワードを入れたり、パロディネタを入れたり、恥ずかしいくらいエモく書いてみたりしています。全体の流れがわかるように目次を入れて、ダレないように段落のまとまりを作ることも気を付けています。
また、記事のタイトルとツイッターに投稿する時の文章は、なるべくキャッチーにしたいと思って色々考えています。ツイートは流れてくるので自然と目に入りますが、ブログのリンクを開くのは能動的な行為で、ツイートを見た段階では、何が書いてあるか、面白いかどうかもわからないので、相当な引きがないと読んでもらえないと思うからです(成功しているかどうかは別として)。
それから、普段は常体(だ・である調)で書いていますが、どうしても堅くて偉そうな感じになりがちなので、読む方に極力不快な思いをさせないよう、アイドルとそのファンに敬意を持って、クッションになる言葉やフォローを入れるなど注意しています。ビビリなので。
あとは、他のグループ担当の方や、ジャニオタ以外の友人もたまに読んでくれるので、前後関係をわかりやすく書いたり、ジャニオタ用語に注釈をつけたりしています。
■読むのが好きなブログ
回答いただいたみなさんとおおむね同じですが、アイドルに対して「好きなんだよ マジで」*5という情熱を、読み手を意識して丁寧に書かれている記事が好きです。「アイドルのファンになって毎日が楽しくて幸せ」「アイドルのみなさん、みんな仲良く楽しく幸せに暮らしてほしい。ありがたい」というファン心理についての記事は、とても共感できます。プロかなと思うような魅力的で面白い文章を書く方のブログも、これがタダでいいのかよ……とありがたく読んでいます。あとは、「今の担当が嫌いになったわけではないのに、他の人にどうしようもなく惹かれてしまい煩悶する」系の担降りブログは、文学だと思っています。